試写会に行ってきました!!
『ブラック・スキャンダル』(2015年)
監督:スコット・クーパー
出演:ジョニー・デップ、ベネディクト・カンバーバッチ、
【ストーリー】
暴かれる!FBI史上最悪の汚職事件。これは紛れもない実話だ。
『ブラック・スキャンダル』(2015年)
監督:スコット・クーパー
出演:ジョニー・デップ、ベネディクト・カンバーバッチ、
ジョエル・エドガートン。
【ストーリー】
暴かれる!FBI史上最悪の汚職事件。これは紛れもない実話だ。
ジョニー・デップ史上、最高の演技 ―バラエティ誌―
全米を震撼させた禁断の"密約"を描いたクライム・サスペンス
1975年、サウスボストンでアメリカの正義の根幹を揺るがす
史上最悪の汚職事件が起きた。
史上最悪の汚職事件が起きた。
マフィア浄化に取り組む
FBI捜査官のコノリー(ジョエル・エドガートン)は、
イタリア系マフィアと抗争を繰り広げる
ギャングのボス、バルジャー(ジョニー・デップ)に
敵の情報を売るよう話を持ちかける。
FBIと密約を交わし、情報屋の立場を悪用して敵対する組織を
壊滅に追いやるバルジャー。
出世欲の強いコノリーと名声を望む政治家の
ビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)もまた、
彼と手を組み権力の座を駆け上がっていく――。
そう彼らは同じ街で育った幼馴染だったのだ。
悪の象徴であるバルジャーにより徐々に取り込まれていくFBI、
思惑とは別に欲望の歯車が狂い始める――。
やがて地元紙のスクープで彼らの悪事が明らかになった時、
彼らに訪れる衝撃の結末とは。
ギャング、FBI、政治家が手を組んだ、
アメリカ史上最悪の汚職事件=スキャンダルがいま暴かれる!
(『ブラック・スキャンダル』公式サイトより)
・・・ここから感想。
ややネタバレ有りです。
まず、見終わった直後に出た一言は、
「重かった・・・ 」でした。
公式サイトをサラッと見て、
「FBIでしょ、ジョニー・デップでしょ〜!
面白そう 」
なんて、かる〜いノリで行ってしまったため、
不意打ちに合ったような状態になっております・・・
まず、お約束の銃撃戦とか、
「あっぶね〜!危機一髪!フー・・・ 」とか、
女性との情事とか、
ちょっと笑えちゃうようなエピソードとか、
そういうエンターテイメント的な要素は
全くと言っていいほど無いです。
ザックリ言うと、
「裏切り→消される」
これが淡々と描かれていきます。
ジョニー・デップ演じるギャングのボス、バルジャーさんは、
まあとにかく、容赦ない方で、
手下の恋人だろうが、
昔からの仲間だろうが、
裏切りを絶対に許しません。
どんどん"消して"ゆきます。
その"消し方"も、銃だけではなかったりもして、
直視できないシーンが度々ありました。
暴力描写や拷問シーンがキツめなので、
そういうのが苦手な方はつらいかも。
(R15指定です)
というわけで、まとめ。
なんか久しぶりにこういうガチな映画を観た気がします。
ハリウッドの決まりきった技法に飽き飽きしている方には
新鮮かもしれません。
そして、今まで映画を観ていて、
(ストーリーや設定ではなく)俳優さんの演技に対して
純粋に「ゾクッとする経験」ってあまりなかったのですが、
今回のジョニー・デップの演技には寒気がしました。
しかも、セリフとか仕草じゃないんですよね。
彼から出ているもの、まさにオーラというものに
ゾクッとしました。
きっと、バルジャーさんそのものだった!!
こわ〜〜〜!!!でした・・・
ポップコーンを食べながら鑑賞できる感じではなかったので、
買わなくてよかったです
■『ブラック・スキャンダル』は、
2016年1月30日より全国ロードショーです!