2月27日公開の映画『偉大なるマルグリット』の
試写会に行ってきました

会場の550席がほぼ満席でびっくり!
こんなにたくさんの人と映画を観るのって初めてかも!!
楽しかったです



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『偉大なるマルグリット』(2015年フランス) 

監督:グザヴィエ・ジャノリ 
出演:カトリーヌ・フロ、アンドレ・マルコン、ミシェル・フォー、クリスタ・テレ 
 


【ストーリー】

1920年、フランス郊外にあるマルグリット・デュモン男爵夫人の邸宅で、
サロン音楽会が華やかに開かれていた。

辛口評論で有名な新聞記者のボーモンが
招待客の貴族たちに紛れ込んでいた。

いよいよ主役のマルグリットの登場となり
“夜の女王のアリア”を歌い出すと、
ボーモンは唖然とする。

マルグリットは壊滅的な音痴だったのだ。

しかし、貴族たちは礼儀にのっとり拍手喝采を贈る。
その輪の中には、わざと遅れて帰宅した夫のジョルジュの姿もあった。

翌朝、ボーモンは新聞に「心をわし掴みにする声」と
大絶賛の評を寄せる。
マルグリットは大喜びで、お礼を言うためにパリへと走る。

実はマルグリットに近付くためにボーモンは書いたのだが、
彼女の奇跡的な無邪気さと大胆さに魅了されたのは嘘ではなかった。

一方、ジョルジュはそんな妻が理解できず、妻の友人と浮気していた。
愛する夫に相手にされないマルグリットは、
歌と並ぶもう一つの生き甲斐である、
憧れのオペラのヒロインになりきった“撮影会”に没頭する。

そんな折、マルグリットはボーモンから、
パリで開く音楽会に出演しないかと誘われる。

邸宅以外で歌うなどとんでもないと
ジョルジュは何とか阻止しようとするが、
主人を慕う執事のマデルボスに邪魔される。

案の定、音楽会は大失敗となるが、
マルグリットは本物の観客の前で歌う喜びに目覚め、
パリでリサイタルを開くと決意したのだ。マ

ルグリットは有名オペラ歌手ペッジーニを教師に雇い、
本格的なボイストレーニングに励み始める。

果たして、本人だけが知らない“秘密”は守られるのか?
そして、マルグリットのリサイタルの行方は──?


・・・ここから感想。
勿体ないのでネタバレなしです!
 
映画は5章構成になっています。

"フランス映画"に抱いているイメージから、
割と個性的か、或いは難解か・・・
大雑把にそんな予想を立てていたのですが、
意外にもわかりやすくて、面白い。

故に、ちょっと退屈かな?なんて思い始めていた最終章で、
まんまとやられました!!

いやぁ、さすがフランス映画です。
やっぱり一筋縄ではいかなかった!
 
「ブラボー!!」と手を叩いて叫びたくなるようなクライマックス、
そして「え?!?!」な結末。

観た後にモヤモヤが残ります(笑)
もとい、想像の余地を残してくれます。

本国フランスでは、
この映画で100万人を動員したそうですが、
それもまた素晴らしいなと。

鈍っていた右脳を活性化させてくれる
良い映画でした。


『偉大なるマルグリット』は、
2月27日、シネスイッチ銀座・YEBISU GARDEN CINEMAから
全国で公開予定です!

ぜひご覧になってみて下さいね