カテゴリ: 映画

深夜2時と今朝7時頃、
こちらは地震がありましたが、
みなさんは大丈夫でしたか?

わたしはびっくりして
飛び起きてしまいました!💦



・・・さてさて、昨日はずっと楽しみにしていた
スタジオポノックの『メアリと魔女の花』
を観に行きました(*≧∀≦*)❣️

メアリと(●´∀`●)


ジブリと似ているようで全然違う!!

猛スピードで空を飛ぶシーンや
効果音にすごく迫力があって、
まるで自分がメアリになったような感覚に…!!

全体を通してとても臨場感溢れるつくりになっていました✨

絵もすごく綺麗で、
世界観も不思議で素敵だったー!!

正直、ストーリーにはちょっぴり物足りなさを感じてしまいましたが、
良い映画でした❣️

スタジオポノックの次回作も楽しみです(*≧∀≦*)✨



さて、今日はスポーツセンターのプールに行って
身体を動かしてこようと思います♪

というのも、
実は先週から本格的にダイエットを始めたんです❣️

自分には珍しく、
家ではほとんどお菓子を食べない生活…!!(๑°ㅁ°๑)‼✧

肌の調子が良くて嬉しい♪

でも、お出掛けしたら食べちゃいますよ(●´∀`●)

昨日はクレープを頂きました(*´艸`)


クレイスイーツ制作を始めてからというもの、
身体を動かす機会がグンと減っていたので
この夏は、楽しく運動したいなぁと思っています(*≧∀≦*)☆



それではまた✨
今日もわーいなことがたくさんありますように❣️



コーヒーを淹れながら この間買って来たバラを眺めていたら、
フッとあるアニメが浮かんできました!!

 『秘密の花園』という有名な小説をアニメ化した作品です

記憶があやふやだったので ネットで調べてみてみたところ、
1991年〜1992年にかけてNHKで放送されていました
わたしが10歳のときですね〜

YouTubeで主題歌も確認
早坂好恵さんの唄う『逆転タイフーン』
歌詞までしっかり覚えていましたよ〜

話の詳細は朧げにしか思い出せないのですが、
このアニメを見ていたときの
不思議でワクワクするような感覚は
しっかり胸に残っています

この話の世界観は、
自分の感性に大きな影響を与えてくれたような気がするので、
これをきっかけに映画で観てみることにしました!

アマゾンで早速購入〜

『秘密の花園』  
ジャケットのアヒルが全速力で走っているあたり、
絶対に好きだと思います(*´꒳`*)
めっちゃ楽しみです !!


もしかしたら、わたしが心から敬愛する女性・・・
絵本作家であり園芸家の ターシャ・テューダーに心惹かれるのは、
ここにルーツがあるのかもしれません

今は亡き彼女のドキュメンタリー映画も
4月に公開されるそうなので
いまから楽しみにしています 

予告編だけで、もう泣きそう

映画『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』(公式サイト)


しかし、人間の海馬ってすごいですね〜〜!!
記憶って、普段思い出せなくても
ちゃんと脳内にしまわれているんだなぁと
改めて実感した出来事でした




現在上映中の映画『ルーム』を観てきました!


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(出典:http://gaga.ne.jp/room/)

『ルーム』(2015年 アイルランド・カナダ合作)
監督: レニー・アブラハムソン
出演: ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョアン・アレン他


 【ストーリー】
アイルランド出身の作家エマ・ドナヒューの
ベストセラー小説「部屋」を映画化。

監禁された女性と、そこで生まれ育った息子が、
長らく断絶されていた外界へと脱出し、
社会へ適応していく過程で生じる葛藤や苦悩を描いたドラマ。

7年前から施錠された部屋に監禁されているジョイと、
彼女がそこで出産し、外の世界を知らずに育った
5歳の息子ジャック。

部屋しか知らない息子に外の世界を教えるため、
自らの奪われた人生を取り戻すため、
ジョイは全てをかけて脱出するが……。(『映画.com』より)


ここから感想。
ネタバレありです。
というか、今回はネタバレばっかりです!
 

『ルーム』は、
ほぼ無名のブリー・ラーソンが
アカデミー賞主演女優賞を受賞した
ということで話題になりましたが、
映画の紹介サイトで初めてあらすじを読んだ時から
「これは観たいなー」と思っていた作品でした!

・・・純粋に、とっても良かったです!!


作品の構成は
「男に監禁された母子(ジョイとジャック)が、
部屋から脱出するまで」と、
「脱出した後」に分かれています。

二人が監禁されている小さな部屋は、
天窓のみで、音も届かない納屋。
扉は電子錠でロックされており、
逃げることが出来ません。

息子ジャックが5歳の誕生日を迎えて間もなく、
ジョイは決死の覚悟で脱出を企てます。

脱出計画の内容はなんと、
ジャックに病気で死んだフリをさせ、
監禁者に運び出させること。

2人はついに、作戦を決行。
そして、見事脱出に成功します!!


ああ、忘れもしません。
死体としてトラックで運び出された
ジャックが、
初めて部屋以外の世界を目にした
あの瞬間・・・

初めて見る空。
風が肌に触れる感覚。
街の雑音。

まるで、ジャックの五感すべてが
自分に乗り移ったような感覚になって、
涙が止まりませんでした。


さて、この映画が面白いのは、
脱出に成功してハッピーエンド・・・
ではなく、
脱出に成功した後のストーリーまで
描かれているところです。

ジョイとジャックは、
病院で手当てを受けた後、
自分がかつて住んでいた家で
母と義父と一緒に暮らすことになりますが、
メディアや世間に晒され、
精神的に追い詰められていきます。

そんな情緒不安定なジョイに
追い打ちを掛けたのが
テレビインタビューでのある質問。

ジョイはショックからオーバードーズをしてしまい、
深夜、病院に運び込まれます。
彼女が倒れているところを見付けたのは息子のジャック。
またもやジョイはジャックに助けられたのです。


無事退院した後、
ジョイはジャックの希望で
自分たちが監禁されていた納屋を
二人で見に行きます。

もう、自分たちが暮らしていた頃の
「部屋」ではないことを
感じ取るジャック。

二人は部屋を後にし、
なにがあっても共に生きていくことを
再び決心するのです。

・・・と、これが大まかな結末です。


映画の途中で中弛みすることもなく、
終わりまで、あっいう間でした。
脱出後の二人の道のりを、
もっともっと観ていたかったです。

脱出計画を遂行するシーンは、
自分の心臓の音が聞こえるくらい
ハラハラドキドキしましたよー!!。・°°・(>_<)・°°・。

そして、ジャック役の
ジェイコブ・トレンブレイ君が
本当に美し過ぎて
演技も繊細で素晴しかった!!! 


息子さんがいるお母さんが観たら
号泣間違いなし!だと思います。

母子の絆って、凄いですね。


「監禁する」ということについても考えていました。
「監禁して自分だけのものにしたい」ということは
人間を文字通り「もの」扱いするということなのだなと。


・・・今日はここら辺で☆
 


 

昨夜放送されたTBSの金曜ドラマ
わたし離さないで』第8話を観ていました。

美和(水川あさみ)が
最期の臓器提供を迎えた今回。


・・・号泣。
とりあえず号泣( ;  ; )

美和というキャラクターには
共感できる部分がたくさんあるので
毎回感情移入しちゃいます。。。


今回一番グッときたのは、

恭子(綾瀬はるか)が、
割れてしまった美和の粘土作品を直しながら
呟いたモノローグ。

芸術はその魂を曝け出す。
包み隠されたその本質を。


良い言葉だなーー



・・・というわけで(?)
新曲の歌詞作りがんばります

本年度アカデミー賞ダブル女優賞有力候補と言われている
映画『キャロル』を観てきました!!

1
(出典:http://carol-movie.com/intro/

『キャロル』(2015年アメリカ)

監督:トッド・ヘインズ
出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ

・・・ここから感想。 
今回はネタバレありです!

ストーリーの大筋は、 
夫婦仲が上手くいっておらず、
離婚を控えた裕福で美しい女性キャロルと、 
自分自身を模索している若い女性テレーズが恋に落ちる・・・ 
というわかりやすいお話です。 

こういうお話って、大概 "結ばれない結末" が多いので、
「キャロル」もそうなんだとばかり思っていたのですが、
ちょっとびっくり!!
まさかのハッピーエンド(を予感させる結末) でした!!

あまりに予想してなかったため、劇場で
「えっっ?!?!」と、叫びそうになってしまいましたよ〜!

よかった〜よかった〜!!
やっぱりハッピーエンドが好き!

(でもこの二人、実際一緒に暮らしたら、
次は別の問題が浮上するんだろうな・・・(´Д` ) )


映画は、
リッツで会っていたキャロルとテレーズに、
テレーズの友人が声を掛けるシーンから始まります。 

で、そこから回想に入り、
ラストで最初のシーンに繋がっていく構成です。


全体を通して、
劇的なエピソードや急展開がある訳ではなく、 
抑揚控えめに、
されど退屈しない良い温度感で進んでいく物語です。

でもでも、すごく面白いし、
良い映画!!!!

その理由は、なんといっても、
ケイト・ブランシェットが美しいこと!!
"キャロル"はめちゃくちゃハマり役ですね!!
容姿、声、表情、仕草・・・
どれをとってもため息級の美しさ。
かっこいい!!
これは女性でも惚れてしまいますよ〜!

この映画は、ファッションについても
話題になっているようですが、
キャロルのゴージャスなコーディネートが
とっても素敵です!


テレーズ役、ルーニー・マーラの演技も素晴しかった!

初々しさと、若さ故の繊細さ、
まだアイデンティティが確立しない
不安定な女性を見事に演じきっています。
(現在30歳だと知って、びっくりしました!!)


旅先で2人が愛し合うシーンもすごく素敵で、
ドキドキ!!

情熱的で、刹那的で、儚くて・・・
そして、ミステリアスで。

これぞ、ザ・恋愛って感じがしました。

(しかし、その様子を
キャロルの夫が依頼した興信所?の人に盗聴されているっていうね!
最悪ですわ(♯`∧´)!!)


現代の先進国では、
同性愛が当たり前に受け入れられつつありますが、
『キャロル』の原作になった
パトリシア・スミスの小説が大ヒットした50年代のアメリカでは、
まだ女性同士の恋愛が法律で禁止されていた・・・という
時代背景を踏まえて観ると、
この映画への面白さに深みが増すかもしれません。


・・・『キャロル』は、
「自分を偽る事なく、正直に生きる」ということの尊さを
教えてくれる映画です。
 
現在、全国の劇場にて上映中!
おすすめです  

『キャロル 』公式サイト

 

2月27日公開の映画『偉大なるマルグリット』の
試写会に行ってきました

会場の550席がほぼ満席でびっくり!
こんなにたくさんの人と映画を観るのって初めてかも!!
楽しかったです



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『偉大なるマルグリット』(2015年フランス) 

監督:グザヴィエ・ジャノリ 
出演:カトリーヌ・フロ、アンドレ・マルコン、ミシェル・フォー、クリスタ・テレ 
 


【ストーリー】

1920年、フランス郊外にあるマルグリット・デュモン男爵夫人の邸宅で、
サロン音楽会が華やかに開かれていた。

辛口評論で有名な新聞記者のボーモンが
招待客の貴族たちに紛れ込んでいた。

いよいよ主役のマルグリットの登場となり
“夜の女王のアリア”を歌い出すと、
ボーモンは唖然とする。

マルグリットは壊滅的な音痴だったのだ。

しかし、貴族たちは礼儀にのっとり拍手喝采を贈る。
その輪の中には、わざと遅れて帰宅した夫のジョルジュの姿もあった。

翌朝、ボーモンは新聞に「心をわし掴みにする声」と
大絶賛の評を寄せる。
マルグリットは大喜びで、お礼を言うためにパリへと走る。

実はマルグリットに近付くためにボーモンは書いたのだが、
彼女の奇跡的な無邪気さと大胆さに魅了されたのは嘘ではなかった。

一方、ジョルジュはそんな妻が理解できず、妻の友人と浮気していた。
愛する夫に相手にされないマルグリットは、
歌と並ぶもう一つの生き甲斐である、
憧れのオペラのヒロインになりきった“撮影会”に没頭する。

そんな折、マルグリットはボーモンから、
パリで開く音楽会に出演しないかと誘われる。

邸宅以外で歌うなどとんでもないと
ジョルジュは何とか阻止しようとするが、
主人を慕う執事のマデルボスに邪魔される。

案の定、音楽会は大失敗となるが、
マルグリットは本物の観客の前で歌う喜びに目覚め、
パリでリサイタルを開くと決意したのだ。マ

ルグリットは有名オペラ歌手ペッジーニを教師に雇い、
本格的なボイストレーニングに励み始める。

果たして、本人だけが知らない“秘密”は守られるのか?
そして、マルグリットのリサイタルの行方は──?


・・・ここから感想。
勿体ないのでネタバレなしです!
 
映画は5章構成になっています。

"フランス映画"に抱いているイメージから、
割と個性的か、或いは難解か・・・
大雑把にそんな予想を立てていたのですが、
意外にもわかりやすくて、面白い。

故に、ちょっと退屈かな?なんて思い始めていた最終章で、
まんまとやられました!!

いやぁ、さすがフランス映画です。
やっぱり一筋縄ではいかなかった!
 
「ブラボー!!」と手を叩いて叫びたくなるようなクライマックス、
そして「え?!?!」な結末。

観た後にモヤモヤが残ります(笑)
もとい、想像の余地を残してくれます。

本国フランスでは、
この映画で100万人を動員したそうですが、
それもまた素晴らしいなと。

鈍っていた右脳を活性化させてくれる
良い映画でした。


『偉大なるマルグリット』は、
2月27日、シネスイッチ銀座・YEBISU GARDEN CINEMAから
全国で公開予定です!

ぜひご覧になってみて下さいね

またまた試写会に当選しました〜〜
2月27日(土)公開予定の『偉大なるマルグリット
というフランスの映画です!!

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『偉大なるマルグリット』(2015年フランス)

監督:グザヴィエ・ジャノリ
出演:カトリーヌ・フロ、アンドレ・マルコン、ミシェル・フォー、クリスタ・テレ


【以下、特別試写会案内から転載】

"伝説の音痴"と呼ばれた実在の歌姫から生まれた、
愛と情熱の人生オペラ!

1920年フランス。
貴族の邸宅ではサロン音楽会が華やかに開かれていた。
参加した新聞記者は主役のマルグリット婦人の歌声に唖然とする。
彼女は絶望的なほど音痴だったのだ!

しかし、儀礼的な貴族たちの拍手喝采を受け、
本人だけが気付いていなかった。

マルグリットはパリで念願のリサイタルを開く夢を実行しようと、
夫がなんとか止めようとするのを聞かず特訓を開始する・・・。


音痴の歌姫に扮するのは、『大統領の料理人』のカトリーヌ・フロ。
監督はカンヌ国際映画祭やセザール賞常連である、
世界が注目する才能グザヴィエ・ジャノリ。

本国フランスでは大ヒット1位を記録し
100万人を動員したドラマティックな物語を、
数々の壮麗なオペラ楽曲と共にお届けいたします!


『偉大なるマルグリット』公式サイト

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わたしね、こういう歌姫系の映画って、
いろいろグサグサきそうだから
普段はあまり観ないんだけど・・・
この映画に関しては、素直に観てみたいな って思ったの!

だから「試写会、当選するだろうな〜」って
予感してたんだ

そうしたらやっぱり当たった〜!
嬉しい

試写会は来週です
また改めて感想等ご紹介しますね


・・・ちなみに、今回は
『ぴあ 映画生活』さんのプレゼントページから
試写会キャンペーンに応募しました〜!
興味がある方は是非応募してみてください

今月スタートした綾瀬はるかさん主演のドラマ
『わたしを離さないで』が面白かったので、
Amazonビデオで、映画版『わたしを離さないで』を観てみました!



わたしを離さないで 』(2010年・イギリス)

監督:マーク・ロマネク
出演:キャリー・マンガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ


【ストーリー】

外界から隔絶した寄宿学校ヘールシャムは、
他人に臓器を"提供"するために生まれてきた
〈特別な存在〉を育てる施設。

キャシー、ルース、トミーは、
そこで小さい頃から一緒に過ごしてきた。

しかしルースとトミーが恋仲になったことから、
トミーに想いを寄せていたキャシーは二人のもとを離れ、
3人の絆は壊れてしまう。

やがて、彼らに逃れようのない過酷な運命が近づく。

ルースの"提供"が始まる頃、3人は思わぬ再会を果たすが……。
『わたしを離さないで』公式サイトより)



・・・ここから感想。
ややネタバレ有りです。

"臓器提供のためにつくられたクローン人間"
という重いテーマにも関わらず、
想像以上にサラッと観ることができました。

それは、
主となる登場人物キャシー、ルース、トミーそれぞれの
主観や感情を深追いすることなく、
客観的・間接的な描かれ方で
ストーリーが展開していくからなのだと思います。

印象に残ったのは、
キャシーとトミーがやっと結ばれるシーンと、
「ルースの"オリジナル"を発見した」というエピソード、
そして、10年ぶりに再会した3人が、海辺に行くシーン。
船が打ち上げられた砂浜がすごく綺麗で、
泣きそうになりました。

あと!!
ルースが提供を終えて"終了"する場面は
本当にゾッとします。

手術台に乗ったまま
心停止する瞬間のキーラ・ナイトレイの顔が
目に焼き付いて離れない〜(泣)


こうして映画を観たあとに
TVドラマ版『わたしを離さないで』を思い返してみると、
ドラマの方は登場人物の心理描写に焦点が当てられていて、
劇的な雰囲気になっているのだなぁと
感じました。

映画もいいですが、ドラマもいいですね。
陽光学園の生徒が着ているセーターが
皆クタクタなところとか、
校長先生の異様なところとか、
映画にはない演出で。 

(個人的には、
自作自演で自尊心を保とうとする
幼少時代の美和の描き方が好き)


・・・というわけで、
映画もドラマも、別物的に楽しめると思います!
映画の方は舞台となっているイギリスの映像がとても美しいので、
そういう意味でもおすすめです。

原作も読んでみたいな〜。


しっかし、臓器提供とクローン、この2つがつながると
ひどく恐ろしいですね・・・ 
非現実的なことだとは言い切れませんし。

色々とよからぬ想像が膨らんでしまいました。

寝る前に観るのは、避けた方がいいかもしれません

試写会に行ってきました!!


2016-01-17-01-34-27

『ブラック・スキャンダル』(2015年)
監督:スコット・クーパー
出演:ジョニー・デップ、ベネディクト・カンバーバッチ、 
ジョエル・エドガートン。


【ストーリー】

暴かれる!FBI史上最悪の汚職事件。これは紛れもない実話だ。

ジョニー・デップ史上、最高の演技 ―バラエティ誌―
全米を震撼させた禁断の"密約"を描いたクライム・サスペンス


1975年、サウスボストンでアメリカの正義の根幹を揺るがす
史上最悪の汚職事件が起きた。

マフィア浄化に取り組む
FBI捜査官のコノリー(ジョエル・エドガートン)は、
イタリア系マフィアと抗争を繰り広げる
ギャングのボス、バルジャー(ジョニー・デップ)に
敵の情報を売るよう話を持ちかける。

FBIと密約を交わし、情報屋の立場を悪用して敵対する組織を
壊滅に追いやるバルジャー。

出世欲の強いコノリーと名声を望む政治家の
ビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)もまた、
彼と手を組み権力の座を駆け上がっていく――。

そう彼らは同じ街で育った幼馴染だったのだ。

悪の象徴であるバルジャーにより徐々に取り込まれていくFBI、
思惑とは別に欲望の歯車が狂い始める――。

やがて地元紙のスクープで彼らの悪事が明らかになった時、
彼らに訪れる衝撃の結末とは。

ギャング、FBI、政治家が手を組んだ、
アメリカ史上最悪の汚職事件=スキャンダルがいま暴かれる!

『ブラック・スキャンダル』公式サイトより)



・・・ここから感想。
ややネタバレ有りです。

まず、見終わった直後に出た一言は、
「重かった・・・ 」でした。

公式サイトをサラッと見て、
「FBIでしょ、ジョニー・デップでしょ〜!
面白そう

なんて、かる〜いノリで行ってしまったため、
不意打ちに合ったような状態になっております・・・

まず、お約束の銃撃戦とか、
「あっぶね〜!危機一髪!フー・・・ 」とか、
女性との情事とか、
ちょっと笑えちゃうようなエピソードとか、
そういうエンターテイメント的な要素は
全くと言っていいほど無いです。

ザックリ言うと、
「裏切り→消される」
これが淡々と描かれていきます。

ジョニー・デップ演じるギャングのボス、バルジャーさんは、
まあとにかく、容赦ない方で、

手下の恋人だろうが、
昔からの仲間だろうが、
裏切りを絶対に許しません。

どんどん"消して"ゆきます。

その"消し方"も、銃だけではなかったりもして、
直視できないシーンが度々ありました。
暴力描写や拷問シーンがキツめなので、
そういうのが苦手な方はつらいかも。
(R15指定です) 

というわけで、まとめ。

なんか久しぶりにこういうガチな映画を観た気がします。
ハリウッドの決まりきった技法に飽き飽きしている方には
新鮮かもしれません。

そして、今まで映画を観ていて、
(ストーリーや設定ではなく)俳優さんの演技に対して
純粋に「ゾクッとする経験」ってあまりなかったのですが、
今回のジョニー・デップの演技には寒気がしました。

しかも、セリフとか仕草じゃないんですよね。

彼から出ているもの、まさにオーラというものに
ゾクッとしました。

きっと、バルジャーさんそのものだった!!

こわ〜〜〜!!!でした・・・


ポップコーンを食べながら鑑賞できる感じではなかったので、
買わなくてよかったです


■『ブラック・スキャンダル』は、
2016年1月30日より全国ロードショーです!
  

ルクルーゼのお鍋とか、
素敵な物を懸賞でバンバン当てている友人に感化されて、
映画の試写会キャンペーンに応募してみたところ、
見事当たりましたーO(≧▽≦)O
嬉しい〜〜


2016-01-17-01-34-27
作品は、1月30日公開の映画『ブラック・スキャンダル』です
主演は、ジョニー・デップ、ベネディクト・カンバーバッチ、
ジョエル・エドガートン。

暴かれる!FBI史上最も黒い闇。

というキャッチフレーズから
内容はなんとなく予想できるかと思いますが、

1975年、アメリカ・サウスボストンで
FBI、ギャング、政治家らにより実際に引き起こされた
"史上最悪"の汚職事件を描いた映画です。

ご興味のある方は、
映画『ブラック・スキャンダル』公式サイト
をご覧下さいね

この手の映画って大好き〜


やっぱり試写会は
当選者数が多いから当たりやすいのかな〜?

最新映画を映画館でいち早く鑑賞できるのって
すごく嬉しいので、
今後もチェックしていこうと思います 

試写会は来週!
また改めて感想などご紹介しますね

わーい


『新しい人生のはじめかた』(2008年)
監督・脚本:ジョエル・ホプキンス
出演:ダスティン・ホフマン、エマ・トンプソン、キャシー・ベイカー、
ジェームズ・ブローリン、アイリーン・アトキンス


【あらすじ】
離婚して気ままな一人暮らしをしているCM作曲家のハーヴェイは、
イギリスに暮らす一人娘の結婚式のためロンドンへと向かう。

しかし、仕事のことが気がかりで、
さらに娘からはバージンロードは義父と歩くと告げられ、
気持ちはどん底に。

一方、気むずかしい母親を抱え、
どうにか自分を保って生きている孤独な女性、ケイト。

ある時、空港のバーでひとりでいたケイトは、
やけ酒をあおっていたハーヴェイから声をかけられるのだが……。

(『無料動画GYAO!』より) 



・・・ここから感想。(ややネタバレありです)
 
率直に、良い映画だなぁと思いました。
珍しく、続編が見たくなるような作品です。

映画は、
主人公が娘の結婚式のためにロンドンに経つ前日から、
結婚式前夜・結婚式当日・結婚式翌日・結婚式翌々日の
たった5日間の出来事にしぼって描かれているのですが、
仕事がダメになったり、飛行機に乗り遅れたり、恋に落ちたり・・・と
まるで5日間とは思えないようなボリューム感で、
テンポよく最後まで楽しませてもらいました。

個人的に一番グッときたのは、
大勢のなかにいると、どうしても疎外感を感じてしまう、
不器用で、上手く人と付き合えない・・・
そんな繊細で複雑な心理描写が、見事に表現されているところ。
これらの心情を、ほとんどセリフなしで表現しまう
ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンの演技力には
驚かされました。
さすが、という感じです!!

・・・好きなシーンは、
明け方の広場で、
「明日ここでもう一度会おう」と約束するところ。
素敵だったなぁ・・・
恋したくなります


映画『新しい人生のはじめかた』は、
1月28日まで、無料動画GYAO!で配信されていますので
興味のある方はチェックしてみてくださいね


2015-12-25-02-04-46
一昨日観て来た映画のレポです!


映画『SAINT LAURENT / サンローラン
監督:ベルトラン・ボネロ
出演:ギャスパー・ウリエル、ジェレミー・レニエ・ルイ・ガレル、
レア・セドゥ、ヘルムート・バーガー

【あらすじ】
1967年、パリ。
カトリーヌ・ドヌーヴの衣装の次は、
マルグリット・デュラス作の舞台衣装、
秋冬コレクションのデザインを終えれば、
12月のプレタポルテ、そしてオートクチュールの
春夏ものデザイン──

イヴ・サンローラン(ギャスパー・ウリエル)の過密スケジュールは、
果てしなく続いていた。

1968年、アンディ・ウォーホルから
コレクションを称える手紙が届くが、
イヴにとってはもう過去のことだ。

新作のデザインが進んでいるか"監視"する公私共にパートナーの
ピエール・ベルジェ(ジェレミー・レニエ)の目を逃れ、
モデルのベティ・カトルー(エイメリン・バラデ)と
クラブに繰り出すのが、イヴの唯一の息抜きだった。

1971年、コレクションは大成功、
ピエールは世界中にサンローランの店をオープンさせる。

パリの街を「醜くなった」と嘆くイヴは、
「次のコレクションは何か新しいことをしたい」と、
インスピレーションを求めて、モロッコへと旅立つ。

ところが、帰国して開いた新作コレクションは物議を醸す。
モダンの先頭を走って来たイヴが、
40年代に触発されたオートクチュールを発表したからだ。

批判にさらされたイヴは荒れるが、
さらに世間を挑発するかのように、
初の男性用香水の広告のためにヌードになる。
 
1972年、オートクチュールの売上はガタ落ち。
しかし、常に"新しい"ものだけを生み出そうとする重圧から
イヴの感性は限界を超え、
アイデアが全く浮かばない日々が続く。

そんな時イヴは、ジャック・ド・バシェール(ルイ・ガレル)と出会い、
その退廃的な美しさにひと目で心を奪われる。

1973年、カール・ラガーフェルドの愛人でもある
ジャックに自ら引きずり込まれていくイヴ。

1974年、イヴの命にかかわるアクシデントが起き、
激怒したピエールに脅されたジャックはイヴの前から姿を消す。

1976年、ショーを目前にして1点のデザインも描けないイヴは、
遂に人々の前から姿を消すのだが──。

(『サンローラン』公式サイトより)

 
・・・ここから感想。
ややネタバレありです!
 
一人間の生涯を描いた映画ですから、
作品に対する"面白さ"などを
求めてはいけないのかもしれませんが、

映画のなかで、
ドラッグ・恋愛・パーティーに溺れるシーンが
結構な割合を占めていて、
その他のエピソードが少ない印象でした。

愛と苦悩、堕落と秘密 に焦点を当てるにしても、
イヴのパーソナリティーや、
『モードの帝王』たる側面を感じさせるようなエピソードを
もう少し濃いめに盛り込んで欲しかったなぁ、なんて思います。

(もしかしたら、去年公開になった
ジャリル・イスペール監督の映画
『イヴ・サンローラン』とは、
異なるものにしたいという意識が強かったのかな。)

ラスト、"イヴ・サンローラン"のメンバー全員が 
コレクションに向かうシーンは最高でした!

多くの人と、ひとつの芸術を創り上げる、
その緊張感と素晴らしさには、
鳥肌が立ちます。


この映画で、際立っていたのは、
やはり"映像美"でしょうか。

絵画の如く映し出された俳優陣、
サンローランのコレクションや
美術品は、溜め息が出るほど美しく、
見応えのあるものばかりです。
 
サウンドは、
60年代から70年代の楽曲がメインで、
特にアナログシンセサイザーの音色にシビれました!!


・・・上映終了後の、すみかさんの膝の上。
もはや、映画より衝撃
2015-12-25-02-47-04



もうひとつ!
わたしの新しいiPhoneケースが
「イヴ・サンローランがデザインした服と似てる!!」
という指摘があったの
2015-12-23-16-25-46
ピコーンとくる人いるかな?! 

言われるまでちっとも気が付きませんでしたが、
なるほど、彼のデザインしたワンピースにそっくりでした 
さすがお洒落泥棒すみちゃんですわ 


映画『SAINT LAURENT / サンローラン』公式サイト


 

先週末、お友達のすみちゃんと、
恵比寿ガーデンプレイスの中にある
恵比寿ガーデンシネマに行ってきました〜


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恵比寿ガーデンシネマは、
2スクリーンのみの小さな映画館なのですが、
入った途端「ここホントに映画館!?」と疑ってしまうくらい
とってもオシャレな雰囲気なんです

例えるなら、”パリのカフェ”かなぁ




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店内には、
歴史に名を刻む名優さんのモノクロ写真がズラリ




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売店『&CAFE』
かわいい〜〜〜

これはもはや、映画館の売店ではありません




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フードメニューは、上質なお菓子が揃っています

・『パロミータス』のオリーブポップコーン(¥380〜)
・ロンドン発・セレブ御用達の洋菓子専門店
『ノッティングヒルケークス&ギフト』の
カップケーキ・マフィン(¥330〜)
・『ストールレストラン』のキッシュ、
ケークサクレ(¥380〜)など。

このポップコーンの量では、
予告中に食べ終わってしまうこと請け合いですが、
ここはお上品に、一個一個味わいながら
丁寧に頂かなくてはなりませんね



ドリンクメニューもかなり充実しています!

【コーヒー】
・ブレンドコーヒー、アイスコーヒー(¥350)
・カフェラテ hot/ice(¥400)
・キャラメルラテスムージー(¥500)など。
豆はLAVAZZAです

【アルコール】
・ビール(¥500)
・赤ワイン、白ワイン(¥550)など。
ビールはもちろんエビスビール

【ソフトドリンク】
・イギリスの有機ナチュラルシロップ『コーディアル』の
ソーダ割り(¥430)、スパークリングワイン割り(¥700)
など。


カフェのみの利用もOKとのことですので、
「ちょっと飲みたいな〜」なんて時に良さそうですよ♪


こちらのカフェは使用しているグラスもすごく素敵で、
ビール片手に映画を愉しむマダムの姿が
とても優雅に映りました

グラスでお酒を頂ける映画館ってなかなかないですよね〜




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さて、今回のお目当てはこちらです!

サヨナラの代わりに
監督:ジョージ・C・ウルフ
主演:ヒラリー・スワンク、エミー・ロッサム、ジョシュ・デュアメル


【あらすじ】
ヒラリーが演じるのは、
愛情あふれる夫や友人に囲まれながら、
誰もが羨むような日々を送っていた筈が、
ある日突然、難病・筋委縮側索硬化症(ALS)
を発症してしまうケイト。
 
「こんな筈じゃなかった・・」と嘆くケイトは、
夫の反対を押し切り、友人として話を聞いてくれそうな、
大学生ベック(エミー・ロッサム)を介助人として雇う。

完璧主義のケイトに対し、料理もまともにできず、
おまけにスラングばかり使うベック。
正反対の世界に住む二人の人生は、
とある出来事を境に交錯し、
かけがえのない絆で結ばれていく。

(『サヨナラの代わりに』公式サイトより) 


・・・いや〜、ちょっと油断してました
映画館で、久しぶりに号泣〜!!
泣きすぎて、メイク全落ちです

当たり前の日常がどんなに尊いことかを
教えてくれる良い映画でした。

ヒラリー・スワンクの迫真の演技、
すごかった・・・

映画が終わった後、
早くやすちゃんに会いたくなりました


今週で上映終了になりそうなので、
気になる方はお見逃しなく


『恵比寿ガーデンシネマ』公式サイト
『サヨナラの代わりに』公式サイト




追伸

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恵比寿ガーデンプレイスに展示中のイルミネーション。
バカラ創立250周年を記念して作られたシャンデリアです



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バカラもすみちゃんも美しいですわ

素敵な夜でした


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